ヒートショック

こんにちは!

まごころ鍼灸整骨院 小机院 松井です(*^-^*)

これから2月に入っていきますがまだまだ寒さは厳しい日が続いていきます!!

皆さん、家の廊下や浴室は温めていますか??

今日は急激な温度差で起きるヒートショックのお話をしていきます!

ヒートショックとは?

気温の低い屋外から暖かい室内に移動した時や、暖かい部屋から寒い部屋への移動による急激な温度変化により、

血圧が上下に大きく変動したことをきっかけに起こる健康被害の事を言います!!

今の寒さが厳しい時期は特に注意が必要となってきます!!

 

入浴時は特に注意

ヒートショックは冬の入浴時に特に多く発生します。

暖房をつけていない脱衣所や浴室は室温が極端に低くなりがちです。その中で衣服を脱げば、体表面から急激に体温が奪われ血管が心臓発作・心筋梗塞のイラスト収縮し、血圧が上昇します。そのまま湯船に浸かると、今度は体温が上昇するため、血管が拡張して血圧が急激に低下します。

お風呂で溺れる事故のイラスト

このように、入浴に伴い血圧が急激に変動するため失神や脳梗塞、心筋梗塞に陥ったり、その結果として湯船で溺れてしまい、最悪の場合命を落としてしまう…なんてこともあり得るのです!!

 

こんな人は要注意!!

まず注意して頂きたい方は、高齢者になります!!

高齢になると血圧の変動が起きやすくなるうえ、体温を維持する機能も低下するため、ヒートショックの影響を特に受けやすいと考えられています!後期高齢者のイラスト(男性)

 

また、高血圧や糖尿病、脂質異常症といった動脈硬化のリスクがある方、肥満や睡眠時無呼吸症候群、不整脈がある人もヒートショックの影響を受けやすい為、意識して対策を心掛けましょう!!

 

対策

①脱衣所、浴室を温めておく浴室暖房機のイラスト

 小型のヒーターを設置したり、浴室の壁に温かいシャワーをかけて温度と湿度を上げましょう!

②湯船に浸かる前に、シャワーや掛け湯で身体を温める

 徐々に体を温めていくとリスクを減らせます!

③入浴前のアルコール、食後すぐの入浴は控える

 お酒や食事は一時的に血圧を下げるため、直後の入浴は控えましょうお酒を我慢する人のイラスト(女性)

 

また、廊下などの寒さが気になる場所も温めるようにすると、対策としてはバッチリになります!!

暖房器具や防寒グッズの活用など、室内の温度差を緩和させる方法たくさんあります!!

ご自身の住まいに合った方法を取り入れて、寒い季節を乗り切りましょう!!